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スペイン
トルテージャトルテージャ

平らに丸く焼いたオムレツ。イタリアのフリッタータや中東、西アジアの伝統的なオムレツと似ている(イベリア半島を征服した後ウマイヤ朝のアラブ人がスペインに伝えたのかも知れない)。日本とイギリスでは「スペイン風オムレツ」(スパニッシュオムレツ)と呼ばれる事も多い。
ジャガイモ、タマネギ、ホウレンソウ、ベーコンなどの具材をいため、塩で味付けをした卵に混ぜ、フライパンで焼く。
一般のオムレツのように袋型にまとめる事をせず、フライパンの丸い形のまま焼き上げる。厚手に焼くときには、大皿などを使って裏返し、両面をよく焼く。弱火で蒸し焼きにするようにし、フライパンをよく揺すってふちを丸めるときれいに仕上がる。
具材をたっぷり入れて2cmくらいの厚さに焼いたものを、ケーキのようにくさび形に切り分けて盛りつけるのが一般的である。
具材は好みに応じて、生ハム、エビなどが使われる事もある。日本のお好み焼きのように、作る人によって様々な具材が使われる。しかし、ジャガイモはたいていの場合欠かせない具材である。
焼くときに使う油にオリーブ油を使うと本場の雰囲気が出る。さらに、ニンニクを浸したオリーブ油を使うと風味が増す。

因みに地元では半熟ではなく固焼きが好まれる。 また日本でいう「プレーン・オムレツ」(単なる卵だけのもの)は、「フランス風オムレツ(トルティージャ・フランセサ tortilla francesa)」と呼ばれる。


バレンシア風パエリア
パエリア

パエリェラ/パエジェラと呼ばれる専用のパエリア鍋(取っ手のある平底の浅くて丸いフライパン)で調理する米料理で、たっぷりの具を炒めて、米と水、黄色の着色料としてサフランを加えて炊き上げる。
この際、日本のように蓋はせず(いわば具を蓋の代わりにする)、パスタのアルデンテ同様、米に僅かに芯が残るようにするのがコツで、鍋の底にはソカレット(socarrat おこげ)が出来るようにする。

チョリソチョリソ

チョリソ (Chorizo) はスペインが発祥の豚肉のソーセージである。挽かずに切った豚肉とスパイスから作られる。
細かく刻んだ豚肉に塩を混ぜ、ニンニクやパプリカなどの香辛料を加えて腸に詰め、干して作る。一般のソーセージとの違いは、肉を挽かない点にある。また、パプリカをたっぷり使うため、赤い色をしていることが多い。 たいていは豚肉が用いられるが、稀に牛肉・鶏肉・羊肉で作られることもある。
煮物に入れられるなど、スペイン料理を特徴づける重要な食材となっている。
16世紀にスペインが中南米を征服してからは、この食文化は中南米にも伝わり、根付いた。今ではチョリソはメキシコ料理などの中南米の食文化にも欠かせないものとなっている。例えば、メキシコではトルティーヤにチョリソを挟んで食べることが多い。




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