韓国料理
カムジャタン肉が少し付いている豚の背骨を長ネギや生姜、大蒜等と一緒に長時間煮込み、皮を剥いたジャガイモを丸のまま、もしくは大きめに切り一緒に茹で、大量の唐辛子やコチュジャン、テンジャン、醤油、塩などで味付けをする。臭い消しにエゴマの葉を入れたりもする。
食べ終えて残ったスープにご飯やキムチ、海苔等を入れてゴマ油で炒めてチャーハンを作る事もある。
韓国ではカムジャタンの専門店が多く、24時間営業をしている店も多い。一般的に小・中・大の3種類のメニューになっており、小でも2〜3人前のため、1人前のカムジャタンはほとんど存在しない。
そのかわりに1人前用メニューにピョダギヘジャングがある。ピョダギヘジャングにはジャガイモが入ってない事が多い。

サムゲタン
熱いスープ料理であるが夏の料理として知られ、専門店も多い。ちょうど日本の土用の丑の日におけるウナギのように三伏の日に食べると健康によいとされる。このため夏の間だけ提供する食堂が多いが、専門店では一年中食べることができる。
料理自体の歴史は古くない。丸鶏を水炊きして塩などで食べる料理ペクスク(白熟)と、もち米で作る粥がひとつになってできたタックク(鶏肉のスープ)がサムゲタンの原型とされるが、これが文献に登場するのが1920年代である。やがて粉末で入れていた高麗人参が丸のままとなり、鶏蔘湯(ケサムタン)と呼ばれていたが、人参の効能を強調するために蔘鶏湯(サムゲタン)とされた。これも30~40年前のこととされている。
ペクスクはサムゲタンと似た料理であるが、鶏肉をスープから出して皿に乗せて供することや、肉を食べた後にスープで炊いた粥が出てくることなどが異なる。
サムゲタンは材料さえ入手できれば家庭でも簡単に作ることができる。鶏肉は、もちろん韓国内ではサムゲタン用に若鶏を処理したものが販売されており、日本の韓国食材店でも冷凍ものを扱うところがある。調理品のレトルトパックも販売されていて手軽に味わうことができる。専門店では、烏骨鶏でこのサムゲタンを作ったオゴルゲタンを出すところがある。栄養価が高いとされ、値段も高い。

サムギョプサル
韓国の飲食店や家庭における一般的な調理法・食べ方は以下のようなものである。
味付けしていない豚の三枚肉を厚めにスライスし、鉄板上で表面がカリッとなる程度に焼く。鉄板は斜めになっていたりジンギスカン鍋のように中央が盛り上がっていたりするが、これは余分な脂身を落とすためである。
焼けた肉は、岩塩を溶いたごま油につけたり、青唐辛子のスライスやネギの和え物、生もしくは一緒に鉄板上で焼いたニンニク、少量のサムジャン(味付け味噌)や白飯などと一緒にサンチュやエゴマの葉などに巻いて食べる。食べる者が自由にアレンジできるようにするため、サムギョプサルひとつ頼むと食卓上は調味料や葉菜類の器がところ狭しと並ぶことになる(写真参照)。
サムギョプサルに、皮とカルビ肉の2層を加えた「オギョプサル(五枚肉)」もある。また、食べる際に魚の塩辛を使う事もある。豚の三枚肉だけではなく牛肉の「ウサムギョプサル」もある。

トッポッキ
棒状のトックを、コチュジャンを使って甘辛く炒めたもので、韓国の庶民料理として親しまれ、屋台の定番メニューとなっている。
間食や夜食としても食べられている。同じく辛いキムチが子供にあまり人気がない一方、こちらは人気がある。
日本では「冬のソナタ」の劇中でその名前が出て有名になった。 特に若い女性の大好物を代表する食べ物の一つ。韓国では「シンダンドン(新堂洞)トッポッキ」と呼ばれる鍋スタイルのトッポッキもあり、ソウルの名物の一つともいえる。
元々は宮廷の料理で、コチュジャン代わりに醤油で味をつけた。
