アーチーズ国立公園

ユタ州東部の砂漠地帯にあり、ソルトレイクシティから小型機でアクセスできるモアブ空港から約8キロメートル。
100万年という気の遠くなるような長い歳月をかけて、200以上の岩がアーチ状に風化。幻想的な光景を披露している。なかでも一番の見どころは、ウィンドーセクションにある「ダブルアーチ」。映画『インディージョーンズ 最後の聖戦』のロケ地となった場所だ。そのほかにも、バランスロックやファイアリーファーネスなどの奇岩がそびえ、訪れる観光客を圧倒する。
ブライスキャニオン

ユタ州南端に位置するブライスキャニオン国立公園。
総面積約145平方キロメートルのこの公園は、ユタ州に入植したモルモン教徒の名前から名づけられた。石灰岩が浸食を受け、無数の尖峰となってそびえている光景はとても神秘的で不思議。あたかも崩れかけた遺跡の石柱のようにも見える。サンセット・ポイントから眺めると、太陽の反射によって岩肌の色がピンクやオレンジ、赤やブルーなど、微妙に変化することから「ピンク・クリフ」とも呼ばれている。
モニュメントバレー

アリゾナ州とユタ州にまたがる荒涼とした大地にそそり立つ残丘や台地。
その異様な光景は、まるで太古にタイムトリップしたかのようだ。アメリカの原風景ともいえるこの天然のセットを利用して、映画「駅馬車」など何本もの西部劇が撮影され、西部劇の監督ジョン・フォードの名前がついたビューポイントもある。有名なのは「スリーシスターズ」と名づけられた残丘。モニュメントバレー一帯はナバホ・インディアンの居留区でもあり、現在も10万人以上のナバホ・インディアンが暮らしている。
ザイオン国立公園

入植したモルモン教徒が、自然の景色のなかに教会にふさわしい雰囲気の場所を見つけたことから、エルサレムの聖峰と同じ「ザイオン」と名づけたというユタ州にある国立公園。
バージン川の浸食によってできあがった渓谷がダイナミックな景観をつくりだしている。バージン川からの高さ約732メートルという一枚岩「グレート・ホワイト・スローン」は、オーストラリアのエアーズロックをしのぐスケール。天使が舞い降りてくるといわれる「エンジェルス・ランディング」は、その名とは裏腹に険しい断崖だ。
レイクパウエル

アリゾナ州にあるグランドキャニオンを流れるコロラド川の上流をせき止めてつくった人造湖。
湖の全長は300キロメートルもあり、湖を満水にするまで約17年もかかったという。せき止められて澄んだ青い水をたたえる湖岸となってしまった渓谷の複雑な断崖は100以上の入江となり、不思議な光景をつくり出している。その現実離れした風景は、映画「猿の惑星」をはじめ、さまざまなSF映画のロケ地として利用されている。巨大な石橋レインボー・ブリッジは、国立モニュメントに指定されている。
